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<ネタバレ> 西暦2015年。歴史では、2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト・ケンヂとその仲間が行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は世界の救世主と崇められていた・・という話。ビッグコミックスピリッツで連載していた同名作品(22巻)が原作、映画版は全3部作の2作目。コミック版では21世紀少年というのも出てるようで^^;
ロード・オブ・・のように3部全て観た上で評価しなければいけないかもしれないのですが、原作未読の自分にとって、もう大体の方向性が見えてくるだろう2作目に関しては、これで最終編進んで収拾できるの?という率直な感想。トモダチがなぜそれほどのカリスマを得ているのか、もうちょっと民衆の口やマスコミメディアから語られると良かったような・・^^;
それにしても原作が世界的規模に著名となれば最初から続編ありの複数で作られることが多い昨今。これも指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)のように3部作ありきで設定されているので最初から大作扱いですが、実際のとこ海外の評価はどーなんでしょう? ロード・オブ・・は古典小説なのであまり比較する人もいないでしょうが、これはまだ新しいしコミックゆえ絵もありますから、原作既読未読によって評価はかなり変わるでしょうけど・・ここらが、有名原作をベースとする場合の製作の難しさかもしれませんよねぇ。
主役はケンジから姪っ子のカンナへ変わり、彼女のプロモ的要素も加味しつつ、ケンジ以外の仲間の密かなレジスタンス、子供時代を含めた人間関係の謎が徐々に明かされていくという流れ。
登場人物も増えているので、少なくてもフライヤーくらいは読んでいた方がいいかもしれません。今回は前回の登場人物はほとんど活躍せずにチョイ役レベル。新登場の高須(小池栄子)や、小泉響子(木南晴夏)、仁谷神父(六平直政)がいい味出してましたねw
(某宗教団体のような)菌散布というテロ行為で次回作へ繋げて終わるんですが、前回同様エンドロール後に次回作予告が流れるので、席はすぐ立たずに!ですw