<ネタバレ>ちょっと前はやりの、ひとつのキーアイテムでそれぞれの人生がつ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ちょっと前はやりの、ひとつのキーアイテムでそれぞれの人生がつながっていく物語風。なんの前知識も無しで見始めると、数人の生活を並行して描くだけでなくこの作品自体が時系列もいじっているんで、最初の1時間は観賞は苦しいものになる。でも、ラストの30分は引き込まれるものがあったし、余韻も十分。ちょっと芸術ぽいところもあって、賞取り意識してるかな。現に部門ノミネートもあったみたいだし。生きることに対しての問いかけ、切り口が面白いね。生にすがるもの、絶望するもの、奪われるもの、いろんなものがアイロニカルに描かれている。名優3名ショーンペンナオミワッツデルトロの演技はさすがのものがありました。彼らの演技があってこその作品でもあります。