<ネタバレ>どこにも良さを見出せない。ホラーらしいが、全く怖くない。瞬殺 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>どこにも良さを見出せない。ホラーらしいが、全く怖くない。瞬殺される人と殺されずにいる人、どんな基準で選ばれるのか分からないので、ハラハラさせられない。シナリオ的にも何ら唸らされる所がない。変人を出せば怖くなるかというものでもない。むしろ変人山崎の存在が邪魔だった。つまらないコメディアンがおどけいてるだけにしか見えず、人に恐怖を及ぼす存在に見えないのだ。別の意味で寒くなってしまった。栗山千明のように目に力のある貴重な役者は、爽やかな善い人よりも幽霊の側を演じた方がぐっと作品が締まると思った。鑑賞後感が良かったのだけが救いだが、あれだけの無差別殺人を繰り広げた幽霊が最後に勧善懲悪しちゃうってのも、どうなのかなぁ。仮に悪人だけを狙って殺していたにしても、益々怖さが薄れるし。残念な点が多い作品。一応変人山崎を始末してくれた幽霊を評価して加点。