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<ネタバレ>敵、味方、殺す側、殺される側 当たり前ですがみんな同じ"人間"なのですね。
そのことが実感できる戦争映画と言うのも珍しいと思います。
セントアンナで住民虐殺の指揮をとるSS将校さえも同じ人間だと言う事を薬指にはめた指輪が物語ります。
"人間"は見ず知らずの子供を命がけで守ろうとする優しさを示すことも出来るし、無抵抗な女 子供をあっさりと殺してしまう残虐さを示すことも出来る。
主人公が、かつて仲間が(文字どおり)命懸けで守った少年に再会するラストは唯一の救いです。
そうでないと辛過ぎます。