<ネタバレ>アナの主観であり、序盤の軽快で冷静な語り口からの意外な展開が .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>アナの主観であり、序盤の軽快で冷静な語り口からの意外な展開が面白かったのに、中盤以降は主観が消え去り、感動を誘うようなシーンの挿入が多く、個人的に若干かったるく感じてしまいましたが、最終的にアナの主観に戻り爽やかな後味になってくれたのは良かったです。
難病映画としては物語に意外性もあり、メッセージの切り口も既存のものとは一線を画しており、感ずるところのある映画でした。
困った表情のお兄ちゃんがなんだか気になったので、もう少しエピソードを与えて欲しかったですが。
そして、アナ役のアビゲイルはやはり大物です。彼女がいるだけで雰囲気が柔らかくなります。下手な子がやったら不快感さえ誘いそうな難しそうな役柄ですが、芯の強さ、聡明さがありながら無邪気さを兼ね備えていて全く嫌味のない素晴らしいキャラクターを好演していたと思います。
あの絶妙なポッチャリ感に目が離せません(変態的な意味でなく) 。[良:1票]