<ネタバレ>うーん。何とも言い難い映画だなー。
決して出来のいい映画と .. >(続きを読む)
<ネタバレ>うーん。何とも言い難い映画だなー。
決して出来のいい映画とは思えないが、こういう映画は資料的価値もあるし、後世に残ったりするんだろうね。ライブハウスとかで流しとくのにももってこいな映像だし。
序盤こそ、色濃いキャラクターが次々に出てきて結構笑わせてくれるし、段々話が面白くなっていきそうなストーリー運びでワクワク感が高まる。
なのに、中盤以降はストーリーとか伏線とかがあまり意味をなさなくなっている。ひたすらフェス、ヒッピー、ドラッグの光景を映しまくるばかりなのだ。ドロんこの道をせっせと歩く人の群れ。すっぱだかで水浴びするヒッピー。いつの間にかコンサートは始まっていつの間にかコンサートは終わっている。ステージがしっかりと映されることはない。
いかにして苦労してこのイベントを成立させたかっていうのは実はあんまり描かれていなくて、せっかく序盤で積み上げたストーリーを途中で放り出しちゃうのは勿体ない。
音楽はただのBGMで、熱心に音楽を聴きに来たってわけじゃない客(要するにヒッピー?)の生態を映したような感じ。
女も男もハイなヒッピーやら劇団員やらは、恥ずかしげもなく全裸を披露。ちんちんはほとんどぼかさずブランブランしてるし、まんまんのおけけもしっかり映るよ!それが自由ってことだ!!そんな映画。