<ネタバレ>大人のファンタジーですね。
主人公が愛と勇気をもって壮大な .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>大人のファンタジーですね。
主人公が愛と勇気をもって壮大な目標に向かって進むのではなく、
こじんまりとした動機で、いきあたりばったりに行動してゆきます。
愛をかちとるファンタジーでもあるのですが、あれあれ途中で相手が
変わっちゃったよ。
王になる物語にしては試練が少なすぎます。
主人公はいい人であり、終始受身で、活躍するのは最後の剣での戦いのみ。
だから影が薄い。
ヒロインの人間のほうは途中から関係なくなるし、
流星の君のほうもキャラがぱっとしない。
若さに対する執念がづよい魔女だけよかったかな。
美しさとおそろしさを兼ね備えて実に魅力的です。
次々と殺される王子たちが死後の世界から見守っているのは
新しみをかんじました。
凄惨さがなくなり、ほっとします。
このストーリーで退屈せずに見れるのは、CG技術のおかげですね。
日本のおそまつなCG技術で作ったらお粗末な作品になっていたでしょう。[良:2票]