<ネタバレ>まず、水恐怖症と自覚している女が、危険に遭うかもしれない状況 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>まず、水恐怖症と自覚している女が、危険に遭うかもしれない状況と分かっていて赤ちゃんを連れていくという発想が通常ではありえない。この映画はこの「ありえない」の連続で成り立っている。製作者側があえて突っ込み所を満載にして、それを柱にしている映画なのだ。グループの中に、一人賢く皆をまとめるような存在がいて、解決案を出し助かったら、それはそれで面白くもなんともない。この映画を観てイライラするというのは、実は正しい観賞の仕方、映画を楽しんだ証拠である。個人的には①海の青の美しさ②うっかりミスの恐怖と冷静な判断の大切さを改めて知った③主人公が最後海恐怖症を克服した所の3点が気に入り、この点数です。