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<ネタバレ>製作年度がバブルが弾ける直前くらい。当時のジャパン・マネーがハリウッドに作らせた映画、なのかな…。でも、多少の製作費を出しても内容にはあまり口を挟めなかったようで、通訳をやってた男の態度に似たものを作品全体から感じます。ボブ・ホーナーのようなプライドが高くて嫌味なメジャーリーガーが中日ドラゴンズにやって来て、日本人たちと交流するうちに改心するストーリー。日本人側も改めるべきを改めるという文化交流映画ですが、やってることのレベルは高くないです。米国人の目を意識して「日本的」な部分の描写に妙な力を入れて文化摩擦を強調します。あれ以下だと日米の生活習慣の違いが視覚化できずに消化不良が残るのでしょう。でも、精神面の協調がテーマのはずなので、日本人の「変な習慣」より内面の描写にもっと注力して欲しかったです。これは、不良高校生と熱血教師がお互いを認め合う昭和の学園ドラマの域を出ていないです。