<ネタバレ>登場人物全員が少しずつ頭が悪い。極端に悪い奴はいないが、みん .. >(続きを読む)
<ネタバレ>登場人物全員が少しずつ頭が悪い。極端に悪い奴はいないが、みんな平等に仲良く頭が悪い。例えるなら、かつての社会主義国家が国民に不幸と貧乏を平等に分け与えているみたいである。で、女性主人公もその頭の悪い人たちの中に入ってしまうので、イマイチ盛り上がりに欠ける見応えでした。
宮部みゆき原作の最初の映画化が本作のようです。読み物としての作品数やレベルを考えると、満足に映像化された作品がほとんど無いことに驚きます。面白そうな原作を適当に映像化してしまう。宮部さんは邦画の悪しき慣習の被害者かもしれません。