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<ネタバレ>旦那に絞ってレビューします。標準以上の暮らしをしている割に、旦那の押しが弱いのが気になっていた。つまり、いい給料を貰っている程に優秀には見えない。そのオチが、東南アジアへの転勤。最後は左遷って言葉に変わっていた。いい給料が貰える企業には相応のリスクが付きまとうってことね。この旦那はホントに良く耐えていた。転勤の方は企業の都合と能力の問題なので受け入れざるを得ないけど、嫁との関係は普通なら離婚する。容姿が可愛いだけでは、あんなに耐えられないはず。では、なぜ踏みとどまれたのか。それはやはり彼女が勝負師だからだ。そもそも結婚した理由も、彼女が自分にはない世界を持っていたからで、旦那は嫁が生きる勝負の世界を間近でサポートすることで、一緒に夢や希望を追いたかったのだと思う。パートナーの夢に便乗する、と言うと聞こえは悪いけど、それもひとつの生き方だ。男女が逆の場合が一般的だが、著名な女性のパートナーは、みんな似たような想いなのではなかろうか。とは言え、日常生活の作業分担などにどうしても不満が募ったようだけど、離婚の危機を回避したのはひとえに旦那の生き方のおかげ。遠距離結婚にも全く動じない二人のエンディングは、その関係性を確認した印象だった。もちろん愛情の存在が大前提だけど、ただの恋愛結婚より、少しは強い絆を二人は感じているのだと思います。[良:1票]