迫真迫る演技と、ピアフソックリの特殊メイクに脱帽。各賞受賞に .. >(続きを読む)
迫真迫る演技と、ピアフソックリの特殊メイクに脱帽。各賞受賞に、誰もが納得の文句ナシ作品。
コティヤールの女優魂が、ピアフの激しい生き様に重なるかのような錯覚さえ覚えます。
ドキュメンタリータッチの手法で、過去と現在が交差する構成は、少々戸惑いますが二度目には
把握可能な範囲に収まっている。数々の名曲が随所に、効果的に、散りばめられ堪能できます。
恋人マルセルの事故死を知らされるシーンはあまりにも悲痛で、胸が締め付けられます。
ピアフのエキセントリックな人物像を、コティヤールのコケティッシュな魅力でうまくカヴァーして
波乱万丈でありながら美しい伝記映像として成功しています。