<ネタバレ> 淡々と日常を丁寧に写していくのがなれないとまどろっこしく感 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 淡々と日常を丁寧に写していくのがなれないとまどろっこしく感じるが、なれてくるとこれは、はまる。遠くの風景、村の家々、人々(特に女性)の衣装などの美しさもあって宝石箱のような映画になっている。
姿を現さずに声だけ聞こえてくるシーンであえて観る人に想像をかき立てているようだが、穴をほって電話工事をしていた人は事故にあって車に担ぎ込まれ車のなかで横にされ足だけが窓から見えるなど、ユーモラスな効果もあった。
ゆっくり、ひとつひとつのカットを楽しみながら全体の流れも楽しむことができたら、最高に美しく、不思議な余韻に浸れる映画だと思う。