<ネタバレ>仕事に挫折して自殺まで考えていた青年が、父親の死を知らされ、 .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>仕事に挫折して自殺まで考えていた青年が、父親の死を知らされ、自殺の前に父親の故郷で遺灰を引き取ろうとする。
行きの飛行機の中で知り合ったスチュワーデスとの出会いもある。
もし主人公が父親の死を知らされる前に自殺していたなら、父親が故郷で愛されていた様子や、母親の一面なども知らなかったし、クレアとのロマンスもなかっただろう。
挫折の先にぜんぜん違う人生が待っているかもしれない。
全編に優しいトーンの描き方で、傷ついたことのある人には救いになる前向きな映画と感じた。
主人公を明るく優しく包む、クレア役のキルスティン・ダンストの演技が光っていた。
クレアと電話で一晩中話をするところと、終盤のアメリカを車で旅するシーンが印象的だった。
大きな挫折を経験したら、一年ぐらい旅に出ようと思った。[良:2票]