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非常に評価が高い本作だが、正直古すぎるし長すぎるし地味すぎる。黒澤の「生きる」が全然古さを感じさせないのと好対照。ラストシーンは確かに訴えるものがあったが……。
それと邦題。確かに「シチズン」は市民なのだが「市民」という言葉は少なくとも日本語ではこんな使い方(「課長・島耕作」のような使い方)はしないはずだ。さらに「しみんケーン」(「み」にアクセント)と発音されるとますます違和感が増す。「一市民・ケーン」とするべきである。[良:2票]