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<ネタバレ>いわゆるコロンボらしいコロンボ作品として、「二枚のドガの絵」とならんで頂点を行く作品。いつにも増して冴えない風体(「あれがか? 警部か?」のセリフが笑える)、しつこいコロンボにブチ切れる犯人、そして最後のとんでもないトリックは、もはや反則もいいところであり、そこまでやるか~~~的な快感がある。ちょっと個人的に残念だったのが、人のいい執事が真相を知って犯人を揺する行動に出てしまうこと。いや、単に就職の口が欲しかっただけなのかもしれないけど、長年忠実に仕えた主人を殺した犯人に平然と仕えようとする神経が役柄とあっておらず、理解しにくい。「典型的なイギリスの執事」って触れ込みだったのに……いやもしかして皮肉なのかこれは??