若き日のスポックとカークは元よりおなじみのメンバーそしてエン .. >(続きを読む)
若き日のスポックとカークは元よりおなじみのメンバーそしてエンタープライズ号、
そのすべてが輝いていた時代を描いた意欲的な作品です。
TV版のファンの方が思わずニヤリとする台詞回しやエピソードが随所に散りばめられていますが、
それはスタートレックをまったく知らない人が見ると「気が付かない程度の飾りつけ」であり、
違和感も無く非常に良くできた構成です。
SFというよりはヒューマンドラマの色合いが濃いですが、ストーリーの完成度も高く、キャスティングも良く、
これだけで終わらせるにはもったいないと思わせる映画としてのクオリティがあり、
見る者が続編への期待感を募らせる完成度です。
SFとしては突っ込みどころが満載ですが「そんな細かいことはいいじゃない」と、
古き良き時代のSFの王道を行く内容で、小難しいことは何もありませんので万人にお勧めできます。
できるならば迫力のある戦闘シーンを堪能する為に、両手にポップコーンとコーラを持って映画館で見てください!