善と悪、富と貧、嘘と真、希望と絶望が隣合せで存在している街、 .. >(続きを読む)
善と悪、富と貧、嘘と真、希望と絶望が隣合せで存在している街、
Gotham City(愚衆の街)。
サブストーリーは突っ込みどころが満載で、
その役割を終えると破綻していきますが、
その破綻に気づく間もなくメインストーリーは終焉に向かって突き進みます。
それから、わかりやすい大量の伏線が投入されているので
『気を抜かずに見ることがこの映画を楽しむコツ』です。
前2作を踏襲しつつ、なおそれを超えてゆくことを命題にされる第3作目は
高確率で面白くないですが、今作品はそれには当てはまりませんでした。
前2作を見てなくても十分楽しめますし、
単品作品としてのクオリティも高いです。
万人にお勧めできる作品に仕上がっていると思います。
しかし第2作目で確立したダークヒーローという地位を
維持しきれなかった点は非常に残念です。
サブキャラ陣も充実しており、
ジョン・ブレイクはとても好感のもるキャラです。
しかし今作の一押しサブキャラはなんといってもキャットウーマンですね。
綺麗な顔立ちにもかかわらず精神的にも肉体的にもたくましく、
しかもナイスボディの女泥棒。
信頼と裏切りの狭間を行き来するその姿は、
太ももの内側に拳銃を仕込んでいたらそのまんま峰不二子です。
是非ともスピンオフで『Batman - a burglar called Catwoman』を作ってほしい、
もちろん大人向けに【Restricted】でね(笑)