「アメリカの脳天気動物コメディー」だと思ってかみさんが借りて .. >(続きを読む)
「アメリカの脳天気動物コメディー」だと思ってかみさんが借りてきたんですが、予想が全部うれしい方にはずれました。南米の荒涼とした大地、圧倒的な広大な空間はすがすがしささえ覚えるほどで、空の色や雲が、もう日本の常識から大きくはずれていてSFのようです。お人好しの主人公のおじさんの危うさには最後までハラハラしっぱなしですが、イヌのボンボンともどもなんとか窮地を切り抜けて生きていきます。混血の進んだ南米ならではの濃い顔立ちの人びとの笑顔も素敵ですね。生きることの切なさと喜びを描いたオススメ映画です。