<ネタバレ>スピルバーグらしい残酷描写を堪能させていただきました。“こん .. >(続きを読む)
<ネタバレ>スピルバーグらしい残酷描写を堪能させていただきました。“こんなもの見せなくてもよからうに”というようなシーンが幾つもあり、それは通常不要で映画の質を落とすものなのですが、かえってスピルバーグタッチとして受け入れられるのが面白い。この映画は決してイスラエルの作戦を容認しているようには思えません。暗殺のターゲットとなる「黒い十月」のメンバーたちがみんな中年のおっさんで、見た目は普通の中産階級の様に描いているのは、「プライベート・ライアン」でドイツ兵を坊主頭の野蛮人として登場させていることと対比して興味深かったです。