「続編では群れで出す」というモンスターもの映画の鉄則をきっち .. >(続きを読む)
「続編では群れで出す」というモンスターもの映画の鉄則をきっちり応用して、今回のゲームの参加者は大量増加、その上にゲームを見守る警察陣も大量参加で一気ににぎやかになりました。お約束のグロ・シーンはシリーズ後半作に較べるとまだ大人しめですが、その分心理的な嫌悪感を与えられた感じが強いです。地味な絵面でしたが、自分的には注射器のプールは背筋がゾクゾクするほどおぞましかったです。監督が代わっているのに早回しやカットショットの過剰なまでの多用は前作と変わらずというかエスカレートしている感じで、製作に廻ったとはいえジェームズ・ワンの強いコントロールが感じられます。ラストのカットなんかを観ると、この映画は三作目と二本でひとつの映画と言う感じがしますね。