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B級・低予算映画として製作されたと良く言われますが、SFX職人だったジェームズ・キャメロンらしくそんなこと感じさせない映像は、現在の眼で観ても遜色ないところです。予算の少なさはキャスティングにしわ寄せが行ったのでしょうが、まるで演技ができないドイツ訛りの大男をターミネーター役に抜擢したことで、本作をレジェンドに高めることになりました。脚本を書いた当時は予想してなかったでしょうが、タイムスリップや自我を持ったコンピューター“スカイネット”といった荒削りながらも骨太なプロットのおかげで、その後に三作も製作された一大サーガに発展出来たわけです。ターミネーター役が、当初のランス・ヘンリクセンではなくてシュワちゃんになってほんと良かったですよね。