<ネタバレ>デ・パルマ映像マジックが本作でほぼ頂点を極めたと言えます。お .. >(続きを読む)
<ネタバレ>デ・パルマ映像マジックが本作でほぼ頂点を極めたと言えます。お得意のグルグル回るカメラが素晴らしいですねえ。脚本は相変わらずひどいのですが、華麗な映像とピノ・ドナッジオの哀感漂うスコアのパワーで記憶に残る作品となりました。まあはっきり言ってナンシー・アレンの断末魔の悲鳴を映画に使っちゃうトラボルタは、殺し屋のくせにビジネスを無視して趣味で女性を殺すジョン・リスゴー顔負けの変態ですけどね。 しかし良く考えると、デ・パルマは『ボディ・ダブル』で本作のセルフ・パロディに挑んだ様な気がします。