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<ネタバレ>有名な映画ですけど、観てみるとこれがなかなかのおバカ映画なんです。リチャード・ラウンドツリーはスチル写真なんかじゃカッコ良いのに、実際にはちょっと太めであまり強そうでもなく、これならこれならリメイク版のサミュエル・L・ジャクソンの方がはるかに様になっています。シャフトと言えば女にモテまくると言うのがお約束ですが、そっちの方だってどう見てもサミュエルに負けてますしね。敵ボスの行動も何を考えているのかイマイチ判りづらいし、肝心のシャフトまであっさり撃たれてダウンするときたら(もっとサブマシンガンで弾を浴びせられてあの程度の傷で済むのも凄いけど)、ちょっと脱力してしまいます。これもお約束ですけど白人刑事たちがあまりに無能でお人よしばかり、シャフトの無茶苦茶な行動ギャング戦争状態になった街を押しつけられて警察もちょっと可哀想になります。 でも何度聴いても『シャフトのテーマ』は鳥肌が立つほどカッコ良いし、『燃えよドラゴン』がアジア系ヒーローをハリウッドに誕生させたのと同様な功績を残した偉大なオリジナルのひとつであることは確かです。