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<ネタバレ>ロジャー・コーマンは海外から買い付けたクズ映画に勝手なアフレコを入れてアメリカ人向け娯楽映画をでっちあげてたそうですが、デヴィッド・ハイド・ピアースのナレーションがあまりに絶妙なのでこのコーマンの得意技を思い出してしまいました。このナレーションと“オス”と“メス”が結婚にいたるまでのクサイ芝居とのミスマッチ感がまた私のツボを刺激してくれます。“精子ネタ”はウディ・アレンの『SEXのすべて』(略称)のパクリの様な気もしますが、本作でも思いっきり笑わせてくれるのでOKです。“メス”を演じるナイス・バディのカーメン・エレクトラという人超絶的にダサい演技がこの映画にピッタリなんですが、なんとラジー賞のノミネート常連で受賞したことまであるリアル大根でした。そういやルーシー・リューも“メス”の友人役で出ていて大真面目な芝居を見せてくれますが、彼女にとって本作はふれて欲しくない恥ずかしい過去なんでしょうね。