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<ネタバレ> 監督が山田さんではない本作は、やはり説得力に欠けている印象が残る。
断言できるのは冒頭からラストまでの伏線が一つもないことだ。
副題通り「フーテンの寅」の物語ではあるが、さくらさんの出番はほとんどないし(スケジュールの関係か?)、マドンナの役割も「恋」という段階までは決して運ばれていない。
しかし、この時期の作品は、まさかシリーズとして40作以上も続くとは到底考えられなかったのだろう。
今では放送に引っかかる「馬鹿」という言葉が頻繁に使われている。
現在のメディアと違い、規制緩和の緩い時代の中で自由に模索されて作られた作品の一つであることは間違いはない。