毎年何故か同じ頃に弱音ばかりのメールを送ってくる知人に嫌気が .. >(続きを読む)
毎年何故か同じ頃に弱音ばかりのメールを送ってくる知人に嫌気がさして本作を紹介した。
私も家に1000円で買ったものを所持していたので、ついつい改めて観てしまった。
観てしまうと、どんどん惹きこまれていく自分がいる。
タイムカウンターを見ると1時間で相当な速さでストーリーが進んでいるのがわかる。
これはモーガン・フリーマン演じるレッドのナレーションのせいだと納得できる。
この映画はレッドの目から見た、ティム・ロビンス演じるアンディの姿なのだ。
テーマ…これはレッドに感情移入させるようになっているが、同じ監獄に入った仲間、老人、若者、刑務所長…それぞれの人生模様のどこかが観客の心に少なからずフィットしたからだと思う、その先が知りたくて知りたくてウズウズしてしまうのだ。これだけあればテーマが何か、他に考える必要はないと思う。
無実の主人公アンディと極悪刑務所長の共有するところが「聖書」だというアイデアは、如何にもキングらしいと思う。
そして、この映画は始めに並べた布石全てを拾い上げ、ピリオドを打つことが出来た。私は残りの人生、あと数回この映画を観賞すると思う。
追記、吹き替えが素晴らしい。