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<ネタバレ> 数年前に原作読んだときはそれほど面白くなかったけど、公開時の評判のよさにつられて鑑賞。
冒頭、主役のルイとアマのダイコン演技に、かなりコケた。そんなダイコン役者でもセックスと喧嘩だけはリアルに出来るから不思議である。
それに映画でセックスすると決まって「体当たり演技」とか言われるけど、それならAV女優は毎回「体当たり演技」だろうってツッコミ入れたくなる。
演技が下手でもセリフとテンポのよさに前半は惹きつけられたが、アマがいなくなった途端、ルイが哲学者みたいな理屈をペラペラ喋り出し、ラスト30分はもうグダグダ……。
鏡の前で舌ベロに糸入れたところでエンディングロールのほうがスッキリしただろうに……。
蜷川監督の映画、結構好きなんだけど、本作は私の嫌いな「演劇カラー」が露呈してしまったのが残念。
それと友情出演はいい加減やめてほしい。映画の価値が下がる![良:1票]