<ネタバレ>誰かと一緒に観れば、ラスト、11歳の娘は「どっちを選んだんだ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>誰かと一緒に観れば、ラスト、11歳の娘は「どっちを選んだんだろうね」という会話になるだろうと思います。どちらかというと娘が心理的なやり取りが多いのは父親なので、私的には、始めは父親だろうかとも思えましたが、涙というものが悲しみを表しているなら、父親への別れなのかなという気分にもなりました。
男と女の違いをはっきり表している映画だと思います。
流産した女性の旦那と女性を押した旦那は、どっこいどっこいですね。
ストーリー展開も真実が2転3転して面白く作られています。
それにしても、流産した女性が「コーランに誓って証言してくれ」と言われ、やはり誓うことはできないと言ったことに、なんだか宗教の重さを感じました。
どんな宗教でも、こういう人を一番信用しなければいけませんよね。
よくアメリカ映画で聖書に手を乗せておきながら、嘘ばかり言ってる証言者に見せてやりたいものです。
コーランを信じるイランの人の心の重さが一番伝わった素晴らしい映画でした。
おじいちゃん、あんまり関係なかったですね(笑)。