<ネタバレ> 主人公が未亡人になったというメインストーリーと、姉の夫の浮 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 主人公が未亡人になったというメインストーリーと、姉の夫の浮気というサブストーリーに接点がないのが納得できませんでしたが、先の読める展開にも関わらず気持ちよく観賞することが出来ました。
私にとってサリー・フィールドは70年代、世界一美しい女優でした。
フォレスト・ガンプで年老いた役を目立つことなくこなしていて、本作は昔のお姉さんとおばさんの中間地点のような雰囲気を醸し出しています。
ダニー・グローバーが盗んだスプーンは、そのまんま「レ・ミレザブル」ですが、全体を通して「大草原の小さな家」を思い出しました。「遥かなる山の呼び声」にも似ています。
kkkもどきが出てきますが人種差別が目立つようには感じません。
むしろ、黒人と未亡人が同居していることに村人が何も思っていないことに違和感を感じました。
マルコビッチやエド・ハリスまで出演している名作ですが、現在DVD化もなく、CSで巡り合えた人だけしか感動出来ないのは残念な気がします。
ラストの教会のシーンは悪人も善人も同じ席で日曜礼拝を受けているところに、当時ではありえないと思いますが、希望を描きたかったのではないでしょうか?
私は、そこはあまり考えないで評価しました。