<ネタバレ> 過去のイーストウッド主演の西部劇に比べると、後味は悪くない .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 過去のイーストウッド主演の西部劇に比べると、後味は悪くないのですが、テーマが「殺人の虚しさ」ということで「爽快感」はそれほどないです。
イーストウッドの西部劇初心者なら「荒野の用心棒」などから観るべきだと思う。
イーストウッドは、この作品あたりから人間の虚しさを強調した作品が増えたように感じます。
タイトルの「許されざる者(Unforgiven)」は誰のことなのか?
ハックマンが「地獄で会おうぜ」と言った最後の言葉が重ねて気になったところです。
山田康夫さんの吹き替えは本作が最後なんですね。
今はもう違和感なく新しい吹き替えを観ることができますが、とても懐かしく思えました。
主題曲はイーストウッド本人の作曲らしいのでエンドロールでじっくりと聴いてみてください。なかなかのもんですよ。