<ネタバレ>死ぬまでにやりたいリストを作成しようと思ったことがあったが、 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>死ぬまでにやりたいリストを作成しようと思ったことがあったが、「これだけやったら死んでもいい」と思えるようなリストは出来上がらなかった。
思えば、物欲といい、家族との人間関係といい、今が気持ちよく、なおかつ、これからも希望があるところに満足があるのであって、明日死ぬという運命の上では、どんな財宝も慰めにはならないであろう。
しかし、人間はいつか死ぬのであって、いわば我々全員が多かれ少なかれこの映画の主人公である。
とすれば、人生というものは、死に向かっていく破滅への一方通行の行進なのであろうか。
いや、そうではない、と断言したい。
そうではない、と(心から)確信できる人が、ある意味悟った人と言えるのではないだろうか。
といった事を考えさせてくれたので、ストーリーは陳腐だが7点(笑)