<ネタバレ>前回2作を鑑賞し、しっかりおさらいしてから映画館に入りました .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前回2作を鑑賞し、しっかりおさらいしてから映画館に入りました。
マイケルの湖畔の屋敷が朽ち果てている場面から始まり、ここでまず感動します。
この映画、コッポラが黒澤監督の「乱」を観た事で生まれた映画と思っています。
黒澤監督は「リア王は英邁な君主だが、もし暴虐な男だったなら・・・」という、
シェークスピアの原作にない要素を「乱」で付け加えました。
コッポラはこれで、「暴虐だった男の善行があだをなす」老いたマイケルを描く気になったのです。その試みは成功していると思います。よい完結編でした。