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<ネタバレ>主題歌が好きで高校生の頃たまに聴いていました。西部劇に関心がなく、映画そのものはずっとスルーしてきましたが、リメイクされたこともあり気になって観てみました。ジョン・ウェインのアカデミー賞はお情けな感じがしますが、演じている役柄には面白みがあると思います。ネズミの話で引き込まれました。作られた60年代に既に犯罪と人権の矛盾が語られたりしていたのかと、ちょっと感心しました。これは「本当の勇気」と関係してくる伏線なのかな? と思っていたら、結局は単純明快な復讐劇で完了。けれど娘さんの存在がこの映画をずっと引っ張ってくれて、観るのに飽きは来ませんでした。ただ、父の死を知って悲しむ場面などはすっ飛ばしていきなり復讐にやってきて、あっけらかんと元気でやり手の姿ばかりなので、復讐の動機付けが弱かった気がします。クライマックス4:1決闘シーンは笑うしかなかったけれど、全体的にのどかで大らかなユーモアで包まれていて、好感持ちました。娘が蛇に噛まれてから家路に急ぐ場面は画に疾走感があって印象に残りました。