<ネタバレ>好きな作品なだけに単なるボクシング映画ぽく見えるパッケージな .. >(続きを読む)
<ネタバレ>好きな作品なだけに単なるボクシング映画ぽく見えるパッケージなどのビジュアルに不満。映画の尺に分かりやすくまとめるために、少年とともに協力した大人は3人のキャラクターに集約されているそうだが、そうした便宜的修正はあるものの実話だというのも胸を打たれる。主人公に手紙を書いてみようと思う、純粋な若者の好奇心とエネルギーは羨ましい。この映画と『小説家を見つけたら』は、いつかセットで鑑賞してみたいと思ってます。冤罪ものとしても、フィクションなのに救いようのない『それでもボクはやってない』とは比べ物にならない良さで、こういう映画を見ると、映画の最も大事な仕事は「人間(あるいは世の中)に失望しない」気持ちを鑑賞者に与えることだと思います。