「後味が最高に悪い」という前情報があったせいで、色々想像しす .. >(続きを読む)
「後味が最高に悪い」という前情報があったせいで、色々想像しすぎてしまい、ラストが自分の想定内の驚きに終わってしまった(決して不快感が物足りないとか、出来が悪いと批判しているわけではない)。
とはいえ、2時間近い上映時間にも関わらず全くその長さを感じさせない巧みな展開はお見事。
敵キャラが虫や触手ってちょっと安易過ぎないかと前半は思ったが、本作ではそれは全く重要ではなく、中盤から「本当に恐ろしいもの」は何であるか、徐々に気付かされる。
宗教(神と人間)が大きく関わってくるが、全くとっつきづらいものになっていないのが良い。
パニックムービーとしてのスリルもちゃんと持続出来ているし、非常に残酷でやり切れないラストも映画のオチとしては素晴らしいと思う。
前情報無しで見たかった。