確実に「死」へ向かってゆく命の切なさ、儚さ。
これが北野映 .. >(続きを読む)
確実に「死」へ向かってゆく命の切なさ、儚さ。
これが北野映画の醍醐味ではないでしょうか。
本作では充分にその感覚を味わえる。
微笑ましいシーンを見せておいて、それは唐突に、ビリビリに引き千切られる。
晴れた海の美しさが、より虚無感を際立たせている。
そしてその虚無感は、切なく、美しい。
■ちょいネタバレ■
ラストの銃乱射シーンが何だか安っぽく感じてしまった。。
どうもあのシーンは不必要に思えてならない。
前3作品の良い部分がこの映画に集約されている。