出てくる人物、台詞含め、世界観全てがジョークのような、でも観 .. >(続きを読む)
出てくる人物、台詞含め、世界観全てがジョークのような、でも観終わった後はなんだか勇気づけられる。この感覚はこの映画でしか味わえないのでは。
噛みあわなすぎるやりとりや、雰囲気だけで充分楽しめる作品であるが、初見時は少し話が入り組み過ぎていて分かりづらかった。でもこの映画の実際重要なところはそんな入り組んだストーリーではなく、どこまでも滑稽でダメダメな人間達を楽しむところにあると思う。イチイチ癖のあるキャラクターたちの言動はある意味かなり洗練されており、乾いていて突き抜けている。
個人的には夢のシーンと、「ジーザス」、ラストがツボでした。
人生に行き詰って心が重くなった時は、この映画観てホワイトロシアン呑んだら、少し心が軽くなるかも。
「適当」って最高なのかも。 そんな風に思わせてくれる映画です。