兎に角、登場人物のモノローグが止まらない。感情だけにとどまら .. >(続きを読む)
兎に角、登場人物のモノローグが止まらない。感情だけにとどまらず、動作までいちいち喋って説明するというのはかえって斬新である。何といっても、くしゃみをした登場人物に「くしゃみをした」というモノローグを被せるである。敢えてこのスタイルにしたのだろうが、個人的にはまったく“ない”作品だった。あまりのくどさに中盤から吐き気を覚え、もうやめてくれと願っても最後までそのスタイルが貫かれる、159分間の拷問のような作品でした。