懸けた予算の量がこれほどしっかりと作品に反映された例は、90 .. >(続きを読む)
懸けた予算の量がこれほどしっかりと作品に反映された例は、90年代以降では個人的には『ターミネーター2』と『グラディエーター』くらいしかありません。俳優達の名演や、新しいヒーロー像を創った脚本の素晴らしさは言うまでもなく、日本の映画業界なら前・後編に割ってしまいそうな膨大な内容を、たったの2時間半に見事にまとめ上げたC・ノーランの手腕に感服。カーチェイスといい、建物の爆破シーンといい…ジョーカーが動く場面はどこを取ってもシビれっぱなし。あぁ、やっぱりDVDも買おうかな。