大々的な宣伝や前評判もあまりなかったのに、風のたよりというか .. >(続きを読む)
大々的な宣伝や前評判もあまりなかったのに、風のたよりというか街のうわさで、じわじわと「ムチャクチャおもしろいすごい映画が来たらしいよ」みたいな話が伝わってきて、それが『ダイハード』だったと記憶している。見てみたら、確かにムチャクチャおもしろい。有名俳優もでてないし、監督も知らない人なのに、チープな感じもまるでない。「柔よく剛を制す」的に、カッコいいヒーローではない、さえないおやじが、苦労しながら敵を倒していく姿が、特に日本人を引き付けるのかもしれない。『ロッキー』のスタローンのように、これ一本でブルース・ウィリスもスターになったんだなあ。