じいさんになってからのコネリーしか知らなかったので、007の .. >(続きを読む)
じいさんになってからのコネリーしか知らなかったので、007の記念すべき第1作ということより、若きコネリーを見たくて観た。あらら、じいさんになってからの方がかっこいいじゃん、あの眉毛も若い顔立ちの中ではやたら気になってしまい、目や口が妙に大きく、スマートな二枚目と言うにはかなりアクが強い印象だ。眉毛だけでなく胸毛も濃いなあ…。そんなながらキャラ立ちは実にしっかりしており、まさにこれが007の原型なのだなあ、と感慨深かった。例えば帽子をコートを掛けるスタンドに投げる所作、その後しっかりその側まで歩いていくので、かっこつけのためのかっこつけ以外の何物でもないんだけど、これってかなりパロられてるんじゃないだろうか。ローワン・アトキンソンのジョニー・イングリッシュにもあったし。かっこつけてなんぼの007だし、眉毛コネリー(しつこい)もやはりハマリ役なんだろう。このかっこつけも、女たらしも、それでいて非情なのもサマになってるからね。お話はまあアレだし、アクションも今の目で見ると地味だが、当時これで人気が出てシリーズ化したのは納得。このキャラはなんだかんだ言って男のロマンだもんなあ~(って私は女だが)。あと、意外にカラー画面がきれいだった。