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<ネタバレ>基本は、自分の死の真相を知らせたい幽霊が主人公の前に現れる、というオカルトミステリーの定番中の定番ストーリーなんだけど、この類で面白い映画も沢山あるのになあ。設定やミステリー(謎解き)が練れておらず突っ込みどころ満載、ハラハラ感も逃亡中にプールで沈むところくらいか。特に女の子の幽霊の描き方が雑すぎる。幽霊だから怖がらしたり脅かしたりするのはお約束だけど、やたら乱暴で殴るわ切りつけるわ本当に解決して欲しいのかって感じ。てかそもそも、取り憑くことが出来るなら、共犯の方もそれでやっつけたらいいじゃん。途中でなんだか、結末もどうでもよくなっちゃった。ハル・ベリーがまずまず熱演してるので(きれいだし)なんとか最後まで観切ったけど、凶悪犯とはいえ夫を惨殺しているのに、2年後無罪放免になってるってのも腑に落ちず。共犯の方を倒した時と違って、正当防衛でもないのにさ。女子刑務所精神病棟や、ペネロペは雰囲気があっていい感じだった。