<ネタバレ>名作。アンは、決して余命2,3か月と宣告された事も、泣く事も .. >(続きを読む)
<ネタバレ>名作。アンは、決して余命2,3か月と宣告された事も、泣く事も、通院する事も、絶対言わない、そんな姿を家族に見せない。なぜならそんな姿は、アンが死んだ後、残された者の記憶に焼き付いて離れないからである。夫や子供は、アンと過ごした楽しい思い出に上書きされて、最期の悲しい思い出に支配される。
浮気には共感しないが、多分リーがいたから悲しくてどうしようもない気持ちを消化でき、最期まで家族に優しい愛を向けられ、弱い所を見せずにいられたのだと思う。
最期の映像が、アンが望む、アンのいない生活なのだとしたら‥あまりにも悲しくて、切なすぎて痛かったです。
この映画の原題は、この映画を表す悲しい言葉だと思います。