<ネタバレ> だいぶ前に見たのだが印象に残っている。人間の勝手な都合で減 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> だいぶ前に見たのだが印象に残っている。人間の勝手な都合で減りつつあるゴリラと、それを守ろうとするダイアン・フォッシーの交友がすばらしかった。
あそこまで自然の側に立って文明に訴えかける人を見たことがなかったので、その生き方、その姿自体が印象に残っている。
直接的すぎる悲痛なラスト近くのシーンが印象に残るのも確かだが、この映画とダイアン・フォッシーの存在をきっかけにして、内戦の影響でますます悪化しつつあるゴリラの保護運動に、多くの人が目を向ける必要があると感じた。
この映画を見て、作品冒頭で語られる生物学的な存在意義よりも、霧のジャングルに生きるゴリラそのものに、神秘的で神々しい魅力を感じることができた。