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<ネタバレ>わかりやすいようで、映画として本質が伝わりにくいストーリーでしたね。
じれったく平和ボケで他人事のように話が進んでいくのは完全に「狙い」でしょう。
今、僕らの生きている現代社会の民主主義一つにしたって、本当に誰もが、その意義を意識し参加しているのでしょうか?
一部の人間にわからないように煽動されてるのではないでしょうか?
色々、社会や政治に不満を飲み屋で、ぶちまけても行動に起こせないのは、なぜなのでしょうか?
そんな日本人の感覚だからこそ作り上げられたストーリー、そして映画なのだと思います。
若松了さんの演じていたキャラクターのセリフが、いちいち突き刺さりました。
今も何処かで、宗教や民族など、いろいろなところで戦争が起きていても、
僕らは、それに傷つくことも無く、何も感じずに生きているのです。
そんな感覚を皮肉った話なので、感覚的にイラッとくる受け取り方をしてしまう方が多いのはしょうがない。
じゃあ、どうしろ?と。
それは各々考えろ!というのが、この映画の本質なのかなぁ?と僕は受け取りました。