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<ネタバレ>序盤は、ミセス・アーリンがそんなに男に人気があるとは思えなくて、ちょっと白け気味。ゴシップ好きの女性陣は面白いですが。
それが後半、アーリンとメグとの関係がわかると、ガラッと変わります。タピィに求婚されたあたりから、ミセス・アーリンがやたらと魅力的に見えてくる。娘を思う母心、妻を思いやる夫の気持ちが巧みに描かれ、それぞれの心の機微を堪能できます。タピィの友人など人物配置もおみごとで、もともと舞台劇らしく、会話も洒落て印象的でした。人を思いやるやさしさにあふれた佳作です。