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<ネタバレ>風刺劇としてはそこそこ面白い。一番笑ったのはテレビに合わせてぐるぐる回るところでした。チャンスは着ているものもあってビジネスマンと勘違いされるのですが、それは勘違いしている方がついつい自分の経験の範疇で判断してしまうから。要するに、みんな世の中の一部しか知らないという点で、チャンスと同じなのだな~、などと思いました。最後はどう解釈すればいいのか、よくわかりません。「奇跡を起こす男」みたいな感じでしょうか。唐突にああなって説明なしで終わったので、カタルシスは感じられませんね。ただ、もう一度見てみたくなるような終わり方です。マクレーン演じるヒロインにあまり好感が持てなかったのは、ちょっとマイナス。
チャンスはテレビ大好きですが、これも当時の世相を風刺しているのでしょうね。リモコンで次々とチャンネルを変えることも含めて。21世紀のチャンスは、おそらくネットにはまっていることでしょう。