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<ネタバレ>そこそこ面白いのだが、もっともっとコミカルに軽快に仕上げればよかったのにと思う。脚本はいくらでも軽妙、コミカルに振れるし、役所広司の飄々とした演技を筆頭に役者陣もコミカル路線のほうが向いていそうな役者を揃えているし、そもそも市川崑監督自体初期には軽妙でコミカルな作品を得意としてたんだから、どうして名作然とした作りにしてしまったのかが惜しまれる。殺陣にスローの芸術的な映像を入れてもテンポが悪くなるだけで逆効果。人を一人も殺さない殺陣なんだからむしろコミカル方向の演出を入れたほうが軽快さが増して良かったろうに。巨匠が揃って脚本を書いた、ということであまり軽くしてはいけないという雰囲気になってしまったのだろうか。[良:1票]