<ネタバレ> 点数は相当悩んだんだけれど、あの最後の二人の眼差しが脳裏か .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 点数は相当悩んだんだけれど、あの最後の二人の眼差しが脳裏から離れないので、基本は10点。なんて凄い映画なんだろう。冷静に考えたら相当酷い悪人の二人にここまで感情移入させるって。
特にクライドの少し少年ぽいオドオドしたところが好き。ボニーに「女も喜ばせられないくせに」って言われて普通は手が出るだろと思ったらしょぼんとうなだれたのが悲しかった。
だからこそ初めてきちんと彼女を愛することができたときの喜びもひとしおだったんだろう。その直後には死が待ってるだけに、このシーンで早くも落涙w。
そしてフェイ・ダナウェイ ぶっちゃけこの作品以外では一度も魅力を感じたことが無いのに、この中ではどんどん綺麗に、可愛く、魅力的になっていく。
悪人をこれだけ魅力的に描くのって本当はまずいんだろうが、映画の力って改めて凄いと思う。 平成26年7月12日 午前十時の映画祭 DVD持ってるのにわざわざ映画館にでかけ、しかも最前列中央という普通だったら絶対あり得ない座席をわざわざ選んで鑑賞。ぶっちゃけ夜勤明け、しかも映画開始直前にビールを呑むという愚行のためあまりいいコンディションでなく、ストーリーがほぼ頭に入ってることも加えて完璧に楽しめたというと嘘になるのだが………ラスト。銃撃が始まる直前の一瞬の空白、二人がお互いを見つめる眼差し、そして二人に撃ちこまれる何十発という銃弾の衝撃。本当に映画館で観て良かった。(今日から二週間、お勧めです、これこそ映画館で観るべき映画だと思う。
ただ、最前列は避けた方がいいねw さすがに見づらくて)